瞬間英作文だけは毎日続けた方がいいという備忘録
エンジニアという職業を選択してしまうと、ほぼ毎日英語に触れることになる。 しかし、英語を読む機会の割に、話す機会はプロジェクトにもよるが日本企業で働き続ける限り、さほど多くはない*1。私の体感では、話すのと読む頻度は、1:9という感覚である。
しかしエンジニアという職業の怖いところ?は、外国企業との意見交換や共同プロジェクトが突発的に始まり、ほぼ毎日英語でコミュニケーションを取らなければならないという事態に陥ってしまうことがある*2。
そのため、我々エンジニアはどんな状況でも最低限の英語でコミュニケーションが取れる準備をしておく必要がある。
実はリスニング力はさほど重要ではない
ネイティブスピーカーと仕事をしたことのある方は知っていると思うが、彼らは日本人の英語力に全く期待していない。 我々がウンウンと頷いていながら、全く理解していないことも当然知っている。 わからないと言えば、何度でも優しい英語で言い直してくれるので、何度も聞き返せばいいだけである*3。
また、ノンネイティブな外国人は英語の難しさも日本人の英語力の低さもよく知っている。 なので、ここでも恥ずかしがらずにわかるまで何度も聞き直せば良い。
話せないと何も始まらない
相手が何度も言い直してくれた結果、なんとか相手の言いたいことが理解できたとすると、今度はこちらから意見や質問を英語で投げかけなければいけない。 英語圏では意見を言わない人間に価値はないらしいので、あまりにもこちらから何も言わないでいると、次第に話しかけてくれなくなってしまう。
ソースコードで会話をすればいいという人もたまにいるが、そのコードが理解できないとすぐに直接聞きにくるので、結局英語で話さないといけないことになる。 そのため、最低限のスピーキング力は絶対に必要である。
だから瞬間英作文だけは続けよう
瞬間英作文は簡単にいうと、平易な英文を即座に話すことができるように何度も反復練習するだけである。 通勤電車や昼休みにすぐに試せるのでお手軽である。
瞬間英作文を続けると、簡単なコミュニケーションは取れるようになるので、おすすめである。
まとめ
瞬間英作文を半年ほどサボっていたせいか、急な外国企業との会議でほとんど何も話せないという失態を演じてしまったため、自戒を込めてまとめた。 リスニングも同様にサボっていたが、意外に聞き取ることはできたので、今後は瞬間英作文のみ忘れずに実施していきたいと思っている。