早朝ランニングの効果と気づいたこと
昨年の7月頃から、約半年間、なんとか継続することができたので始めたきっかけや継続してみてわかったことについてまとめてみる。
ランニングに限らず、なにごとも始めることと継続することが大変難しいので、この記事が他の方のきっかけやモチベーションになれば幸いである。
きっかけ
近頃、仕事がルーチンワーク化しつつあり、仕事中に思考停止している時間帯が増えてきているように感じていた。
そのためか、頭を使う業務をする際に、なかなか集中状態に入ることができず、仕事の効率が低下しつつあった。そんな時に読んだ本が、
である。詳しい書評はいつか別途書くとして、運動による効果として、次のようなことが科学的根拠に基づいて説明されている。
・脳が実際に鍛えられる(ニューロン同士の結びつきが強まるなど) ・免疫機能を改善できる ・ストレスに強くなる ・集中力が高まる
この本を読んで、単純な僕は運動をしなければいけないという気持ちになっていた。書籍によれば有酸素運動が良いということなので手っ取り早くランニングを始めることにした。
走るならやはり朝
僕は、もともと早起きで、朝からネットを見たり勉強したりしていたので、迷わず朝を選択した。実際に朝走ってみて感じたメリットとして
・朝は空気が澄んでて気持ちいい(チリやゴミが舞ってなくて良いらしい) ・夜と違って確実に決まった時間に走ることができる ・早朝に走るとテンション高いまま仕事に突入できる
といった点がある。特に朝走ると心地よい疲れと爽快感で、テンションが少し高めとなり、前向きな気持ちで仕事に向かうことができた。 逆に夜走るとテンションが高くなってなかなか眠れないということもあったため、個人的には朝走ることをおすすめする。
記録をとりながら走り続ける
僕はNikeのRunningアプリを利用した。 このアプリは走った距離や時間を計測して記録してくれるので、計画的に少しずつ走る距離や時間を伸ばしていくことができた。 僕の走った距離、回数、ペースは以下の通りである。
Month | 距離 | 回数 | ペース(時間/km) |
---|---|---|---|
7月 | 47.5km | 23回 | 5m44s |
8月 | 34.0km | 12回 | 5m39s |
9月 | 31.6km | 11回 | 5m42s |
10月 | 34.8km | 12回 | 5m33s |
11月 | 35.7km | 14回 | 5m37s |
12月 | 28.4km | 9回 | 5m27s |
最初の月は、ペースがわからず1km足らずで力尽きていたが、その後はペースがつかめて、1回で走る距離が少しずつ伸び、ペースも向上していってることがわかる。 最後の12月は忘年会シーズンや長期休暇により、走る回数が減ってしまったが、それでも1回で走る距離は大きく向上した。今年もこのペースで続けて行こうと思う。
継続してみてわかったこと
半年間も続けると、なんとなくだが早朝ランニングの効果や日常生活への影響がわかってきた。
ランニングだけだとダイエットにはならない
ダイエット目的ではないため、食生活の改善などは実施していないのだが、そのためなのか、この半年間体重は全く減らなかった。 今までのダイエットはランニングではなく、実はカロリー制限の効果が大きかったのではないかと考えている。
ただ、体脂肪率は3%程度減少していたので、健康的な肉体に生まれ変わりつつあるといえるのかもしれない。ランニングを継続してなんらかの効果が出たら再度まとめたいと思う。
朝ごはんを食べ過ぎてしまう
ランニングしたことによる空腹感と運動をしたことによる安心感からか、朝ごはんの量が確実に増えてしまった。 もしかしたら、これが体重が減らなかった原因かもしれない。ただ体重が増えたわけではないので、悪くはないだろう。
残業嫌いになる
早朝ランニングは早起きが条件のため、早く寝ることがなによりも重要である。 僕は残業をすると頭が冴えてしまい、寝つきが悪くなってしまうため、残業は一番の敵である。
そのため、日中に業務を終えるよう普段以上に集中して頑張れるようになった。 もちろん、運動の「集中力を高める」の効果もあるのだろうが、それ以上に脱残業の強い動機付けがあったからだと思う。
飲み会を断るようになる
早起きのためには飲み会に行く余裕などない。これが、良い点なのか、悪い点なのかは判断が難しいが、僕としては貯金も増えたし良かったと思っている。
今後もランニングは継続するので、半年後くらいにアップデートしたいと思う。